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がん専門運動指導士資格 取得日記|がんサバイバーに対する評価とは
札幌市南区のメディカルフィットネス MIRANESS(ミラネス)代表の菊地孝明です。
現在、大阪国際がんセンター認定「がん専門運動指導士」資格の取得に向けて勉強を進めています。
今回のテーマは「がんサバイバーに対する評価(アセスメント)」です。
がんを経験された方への運動支援を行う上で、この評価の考え方は非常に重要な位置づけとなります。
がんサバイバーに対する評価の目的
がんを経験された方に運動を提供する際、最も大切なのは 「安全性」と「個別性」 です。
治療経過、副作用、体調の変化、生活習慣などが人によって全く異なるため、まずは「今の状態」を正確に把握することが欠かせません。
一般的なフィットネス指導のように数値だけを比較するのではなく、一人ひとりの身体的・心理的・社会的な状態を多面的に評価すること が、がんサバイバー支援の基本となります。
がんサバイバーのアセスメントの基本的な考え方
がんサバイバーのアセスメントでは、心身の状態を客観的に評価し、平均値や他人の数値と比較することは目的ではありません。
重要なのは、以下の3つです。
現状を知ること
がんの種類、治療歴、副作用、体力、心理状態などを含め、現在の状態を正確に把握します。
運動処方・指導時のリスク管理
治療後の身体変化や既往症を考慮し、安全性を最優先に運動プログラムを立案します。
目標・目的の明確化
「再発予防」「体力回復」「旅行に行けるようになりたい」など、
本人の想いや生活目標を共有し、無理なく続けられる計画を立てます。
この3つのステップを理解した上で、十分な 体調管理・安全管理・個別のリスク管理 を行うことが何より重要です。
評価の具体的なポイント
評価の際には、次のような項目を確認します。
・がんの症状・治療経過(手術・放射線・化学療法・ホルモン療法など)
・身体の状態(筋力・柔軟性・バランス・心肺機能・疲労感)
・がん以外の健康状態(高血圧・糖尿病・脂質異常症など)
・心理的要因(運動への不安・意欲・モチベーション)
・生活背景と目標(再発予防、社会復帰、日常活動の拡大など)
このように、がん専門運動指導士は「心身の状態を多角的に評価し、安全な運動処方へつなげる」ことを目的としています。
一般的な運動指導との違い
一般的なフィットネスでは、「筋力アップ」「体脂肪減少」などが主な目標となります。
しかし、がんサバイバーへの運動指導では 「生活の質(QOL)の維持・向上」 が最も重要です。
そのため、
◼️無理のない範囲で体を動かす
◼️疲労や副作用を考慮して運動を調整する
◼️「今日も動けた」という安心感を大切にする
といったアプローチが求められます。
MIRANESSでの取り組み
MIRANESSでは、医療と運動を融合させた「メディカルフィットネス」として、がん治療後の方にも安心してご利用いただけるプログラムを提供しています。
柔道整復師・鍼灸師・管理栄養士・健康運動指導士などの国家資格者が在籍し、医療機関と連携しながら、体調や治療経過に合わせた個別サポートを行います。
医師の同意書があれば、MIRANESSでの運動プログラムは 医療費控除の対象 となる場合もあります。
無料体験会のご案内
現在、MIRANESSでは「無料体験会」を開催しています。
医療的なサポートを受けながら、安心して運動を始めたい方におすすめです。
【開催期間】2025年10月20日(月)〜10月31日(木)
【特典】
体験料 無料(通常5,500円)
入会金 無料(通常13,200円)
月会費20%OFF(13,200円 → 10,560円)
「飲むドライフルーツ」プレゼント(1週間分・2,376円相当)
がん治療後の体力づくりや生活習慣の改善を考えている方は、ぜひ一度ご体験ください。
施設情報
MIRANESS(ミラネス)
〒005-0803
札幌市南区川沿3条2丁目5-1 ユニバースⅠ 4F
(タニタフィッツミー札幌川沿のある建物の4階/大型無料駐車場20台完備)
TEL:090-1382-5215(直通)
営業時間:平日10:00〜18:00/土・祝10:00〜18:00
定休日:日曜
がんサバイバーの運動支援では、「どれだけ動けるか」ではなく、「どのように安全に動くか」 が最も重要です。
その第一歩を支えるのが、がん専門運動指導士の役割であり、私たちMIRANESSの使命でもあります。
今後も、医療と運動の橋渡し役として、誰もが安心して体を動かせる環境づくりを続けてまいります。


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