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ブログ菊地
【がん専門運動指導士 取得日記】講義スタート!最初のテーマは「カウンセリング」
札幌市南区のメディカルフィットネス
MIRANESS(ミラネス)代表 菊地孝明です。
本日より、大阪国際がんセンター認定「がん専門運動指導士」の講義が本格的にスタートしました!
初回のテーマは「カウンセリング」。がんサバイバーの方を支える上で最も重要な基礎となる学びです。
カウンセリングの重要性
本日の講義では、ロールプレイ形式の実践トレーニングを行いました。
クライアント(がんサバイバー)の想いを引き出し、信頼関係を築くこと。
そして、身体面だけでなく心のケアも含めたコミュニケーションが求められます。
単に「運動メニューを提案する」だけでなく、一人ひとりの背景、治療経過、体調、気持ちに寄り添う姿勢が必要です。
がんを経験した方にとって、最初の一歩を踏み出すためには、「安心できる対話の場」が欠かせないことを改めて感じました。
今日の学びから印象に残ったこと
講義の中で特に印象的だったのは、次の3つです。
①2人に1人ががんを経験する時代であること
それほど身近で、誰もが関わる可能性のある病気だという現実。
②がんサバイバーの方が運動できる施設がまだ少ないこと
専門的なサポートを受けながら、安心して体を動かせる環境は全国的にも限られています。
③がんを理解した専門スタッフの不足
医学的知識・心理的理解・運動生理学を兼ね備えた人材が少なく、この資格の重要性を改めて実感しました。
MIRANESSが目指すもの
MIRANESSは、札幌市南区初の厚生労働大臣認定「健康増進施設」として、医療 × 運動 × 栄養 × ケアを融合した“メディカルフィットネス”を展開しています。
がん専門運動指導士としての学びを深め、「がんを経験された方が安心して運動できる場所」をつくることが、私の使命だと感じています。
次回の講義予定
次回からは、実践に向けた内容がさらに深まっていきます。
がん治療の理解・運動リスク管理・安全なプログラム設計など、現場で活かせる知識を積み重ねていきます。MIRANESSでのサポートにも、この学びをしっかり反映させていきます。
がんサバイバーの方が“もう一度自分らしく動ける”ために。
その想いを形にするための第一歩が、今日の講義でした。
MIRANESSでは今後、がん治療後のリハビリ・運動指導を行う体制を整え、
医療と運動の橋渡しとなる活動を進めていきます。


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