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ブログ菊地
がん専門運動指導士試験まであと3日|がんサバイバーに必要な“安全な運動支援”とは
こんにちは。
札幌市南区の医療連携型メディカルフィットネス MIRANESS(ミラネス) の菊地です。
現在、私は 大阪国際がんセンター認定「がん専門運動指導士」資格 の取得に向けて学習を進めています。
いよいよ試験まで あと3日 となりました。今日も講義内容を中心に総復習を行いながら、改めて「がんと運動」について理解を深めました。本記事では、がんサバイバーの運動支援に必要な視点をまとめています。
がんは“2人に1人が発症する時代”|それでも不足している運動支援
日本では現在、2人に1人ががんを経験する時代 といわれています。
しかし一方で、次のような課題があります。
・がんサバイバーが安全に運動できる施設が少ない
・医療と運動の両方を理解した専門指導者が不足している
・リスク管理を行いながら運動指導できるスタッフがほとんどいない
研究では、運動が再発予防・副作用軽減・QOL向上に役立つことがわかっていますが、専門施設の不足によって多くの方が運動を始められずにいます。
手術後だけでなく“手術前の運動も”重要
・術後の回復が早くなる
・呼吸機能や筋力の低下を防げる
・合併症リスクが下がる
といった効果が認められています。
「がん治療後のリハビリ」だけでなく、「がん治療前の体力づくり(プレハビリ)」も重要という考えが世界的に広がっています。
がんサバイバーの運動で最も大切なのは“リスク管理”
一般的なフィットネスと、がんサバイバーの運動支援は大きく異なります。
特に次のような症状には細心の注意が必要です。
● 骨転移
● 血栓・塞栓症
● 心臓・呼吸器系の合併症
● リンパ浮腫
● 倦怠感・貧血・免疫低下
その日の体調に合わせ、内容を柔軟に調整する必要がある。
こうした医学的判断を理解したうえで、「安全に運動してよい状態か」 を見極める力が求められます。
MIRANESSでできる“がんサバイバー向け運動支援”
MIRANESSは札幌市南区にある厚生労働大臣認定「健康増進施設」 です。
国家資格者(柔道整復師・鍼灸師・管理栄養士・健康運動指導士)が在籍し、医療機関と連携しながら、
・症状、治療歴のヒアリング
・副作用に合わせたプログラム作成
・体調に応じた運動負荷の調整
・血圧・脈拍・自覚症状の確認
・栄養・睡眠・生活習慣のサポート
を行っています。
勉強しながら、亡き母を思い出しました。学びを深める中で、私はときどき がんで亡くなった母 を思い出します。
「もっと寄り添える運動支援があったら救えたのではないか」その後悔にも似た思いが、私の原動力になっています。
母の経験を無駄にせず、“がんを経験した方を一人でも救いたい”という気持ちで、この資格に挑戦しています。
がん運動支援は“医学理解 × リスク管理 × 寄り添い”が必須
がんサバイバーの運動は、
・医療の知識
・リスク管理
・丁寧なカウンセリング
その日の体調に合わせた調整
これらが揃って初めて「安全で効果的」になります。
MIRANESSは、医療と運動の橋渡しをする施設として、これからも地域の健康を支えてまいります。
見学・無料相談・無料体験 受付中
MIRANESS(ミラネス)
〒005-0803
札幌市南区川沿3条2丁目5-1 ユニバースⅠ 4F
TEL:090-1382-5215
営業時間:平日10:00〜20:00/土・祝10:00〜18:00
定休日:日曜
※医師の同意書があれば、月会費が医療費控除の対象となる場合があります
※先着50名限定の少人数制


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