BLOG BLOG BLOG

BLOG

ブログ

       

ブログ菊地

北海道のがん5年生存率が全国平均を下回る|地域の健康課題と“MIRANESSが果たす役割”

おはようございます。
札幌市南区のメディカルフィットネス MIRANESS(ミラネス) の菊地です。
本日の北海道新聞に、北海道のがん医療に関する重要な記事が掲載されていました。
内容は、非常にショッキングなものです。

 

 

北海道のがん5年生存率、18部位中16部位で全国平均を下回る
国立がん研究センターが、2012〜2015年に診断されたがん患者の「5年相対生存率」 を発表。
その結果、北海道は18部位のうち16部位で全国平均を下回る という厳しい現実が明らかになりました。

特に差が大きいのは以下の部位です。
前立腺がん:全国86.7% → 北海道79.4%(−7.2pt)
膵臓がん:全国12.6% → 北海道10.1%(−2.5pt)
胃がん:全国78.8% → 北海道76.5%(−2.3pt)
大腸がん:全国73.5% → 北海道71.4%(−2.1pt)
北海道全体として、がんの治療成績が全国下位に位置している のが現状です。

 

 

なぜ北海道は生存率が低いのか?(記事より)
北海道新聞の記事では、次のような課題が指摘されていました。

① 検診受診率の低さ
自治体が実施するがん検診の受診率が全国平均より低い。

② 外科治療件数の少ない医療機関が分散
高度な治療経験を積みにくい環境。

③ 放射線治療医や専門医不足
治療方法が限られるケースがある。

④ 早期発見が遅れる傾向
検診・受診率の低さの影響が大きい。

北海道は都市と地域の医療格差もあり、がん診療の体制が十分に整っていない現実があります。

 

 

「がんは治療後の生活支援が重要」なのに、支援が不足している現状

新聞記事では触れられていませんが、最新のがん支援の現場では
✔治療前から体力をつけておく(プレハビリ)
✔治療後の倦怠感・筋力低下・リンパ浮腫への支援
✔運動療法による再発予防・QOL向上
などが強く推奨されています。

しかし、北海道・札幌市南区にはがんサバイバーを運動面でサポートする施設がほとんど存在しない のが現状です。
まさに、今回の北海道新聞の記事は「がん医療の課題は“治療”だけではない」ということを象徴しています。

 

 

MIRANESSができること|がんサバイバーを支える“地域の健康拠点”へ
MIRANESSでは現在、大阪国際がんセンター認定 がん専門運動指導士の取得に向け準備を進めています。
がんサバイバーの方へ、以下のサポートが可能です。

■ 治療前の体力づくり(プレハビリ)
筋力・呼吸機能・体力が高いほど術後の回復が早くなると言われています。

■ 治療後の運動リハビリ
倦怠感・筋力低下・呼吸機能低下・うつ状態などの改善。

■ リンパ浮腫予防
軽度運動・可動域訓練・生活指導。

■ 再発予防・生活の質向上(QOL向上)
運動は再発リスクを下げるエビデンスが多数あります。

■ 運動前後のヘルスチェック
・血圧
・脈拍
・酸素飽和度
・疲労度
・浮腫チェック

医療と連携しながら安全を担保した運動支援が可能です。

 

 

北海道の課題を “地域の力で” 補う役割を担いたい

今回の新聞記事を読んで改めて感じたのは、「北海道には、がんを支える場所がまだまだ足りていない」ということ。
私自身、母をがんで亡くした経験があり、もっと支えられる場所があったら…と思う瞬間が何度もありました。

だからこそMIRANESSでは、
✔がんを理解し
✔医学的に安全な運動を提供し
✔心にも寄り添える施設
として、地域に貢献してまいります。

 

 

今こそ、がん予防・運動習慣の大切さを北海道全体で考える時期
北海道のがん生存率が全国平均より低いという現実は、決して他人事ではありません。
しかし、生活習慣(食事・運動・睡眠)を整えることで予防可能ながんは多く、治療後も運動で生活の質を大きく向上できます。

 

MIRANESSでは、医療的視点から
“自分の体を守る力を育てる運動” を大切にしています。

今後も、地域の健康に役立つ情報を発信していきます。

無料体験レッスン
募集中!!

Let's Try!

はじめての方へ無料体験レッスンを
ご用意しております。
ぜひお気軽にお試しください。

無料体験のお申込みはこちら